2017年掲載数が大きく伸びた職種「運輸/物流/配送」の営業戦略を探る! |
約100の求人媒体から調査・分析ができる「HRogチャート」のデータでは、2017年に正社員求人で伸び率が高かった職種カテゴリーは「運輸/物流/配送/警備/作業/調査」。前年比154%で非常に高い伸び率を記録しています。 元記事はコチラ 【年間求人レポート】最も掲載件数を増やしたのは○○職!求人媒体、掲載数データで見る2017年正社員求人市場 今回は「運輸/物流/配送」に注目して、営業戦略を探ってみましょう。 人手不足な「運輸/物流/配送」の”新しい働き方”の動き Amazonや楽天など、ネットショッピングが一般化したことによって、運搬する荷物の量は増加。その一方で、ドライバー不足は深刻です。運送業界をリードするヤマト運輸は2017年に27年ぶりの宅急便の値上げに踏み切り、時間帯指定枠を見直しました。他にも、ドライバーの待遇を上げるためにさまざまな動きがあります。 物流危機が止まらない、10年後もドライバーは24万人不足する ヤマト運輸の働き方改革、推進中 佐川、休日の集荷を前日予約制に運転手の負担軽減 ヤマト、非正規5000人を正社員に労使合意で待遇改善 こうした状況を受け、働き方にも変化が訪れています。男性のイメージが強い「運輸/物流/配送」の仕事で、女性が活躍するケースが出てきています。 2012年には佐川急便の男性社員の写真集『佐川男子』が発売され話題になりましたが、その一方では、”佐川女子”の存在も。まだ女性採用を行っていない会社であれば、こうした女性の採用を提案してみるのもひとつのアプローチ方法です。 2トントラックを乗り回す“佐川女子”が「宅配業は自分らしさを活かせる仕事」と話す理由 重い荷物を女性が運べるのか、不安に思う人事担当者や経営者もいると思いますが、インタビューに答えている女性は、重い荷物を運ぶことよりも、同僚男性に気を使われることに悩んでいたといいます。筋骨隆々でない男性がいるように、力持ちの女性もいますので、性別にとらわれない人材確保の方法を提案しましょう。 また、佐川急便では配送力強化の一環として、2014年から主婦を活用した「宅配メイト」の全国展開も開始しています。アルバイト・パートといった雇用形態ではなく、登録者と業務委託契約を結び、さまざまな働き方に対応。人手不足の状況でも人材確保に繋げるシステムとして注目されています。
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